個の侵害
私的なことに過度に立ち入るパワハラ

自身の機微な個人情報について、上司にしか打ち明けていないのに、勝手に他の同僚にも暴露されていた・・・
労働者を職場外でも継続的に監視したり、個人の私物を写真で撮影したりすること、また、上司との面談等で話した性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報について、本人の了解を得ずに、他の労働者に暴露することは、「個の侵害」型のパワハラに該当すると考えられます。
プライバシー保護の観点から、機微な個人情報を勝手に暴露することのないよう、労働者に周知・啓発する等の措置を講じることが必要です。